第10巻 酒と酒器
酒と酒器

酒は、神の醸される神聖なものでありました。
酒器も時代の食文化の担い手により変化したのです。

神様の酒であった古代、酒器は、発掘品に見られる縄文・弥生の土器のように祭祀に使われる祭器でありました。
そのため古い神社では今でも、古風にならった素焼きの「かわらけ」「ひらか」などが、神饌具(しんせんぐ)として使用されています。

日本の食文化は、律令による宮廷の食体制の規定時代は宮廷がその担い手であり、次いで公家が、さらに武家が食文化の担当者となり中世から近世に至りました。
都市の発達と共に、近世後期には町人文化が興り、庶民がその担当者となるにつれて、酒器もそれぞれに応じて変わってきました。

日本酒図書館の最終巻は、お酒の席に欠かすことの出来ない酒器についてご紹介して参ります。




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